メシウス株式会社 は、2026年7月15日(水)にドキュメント生成・更新APIライブラリ「DioDocs」の新バージョン「V9J SP1」をリリースする。今回のアップデートは、企業の帳票業務や文書処理のデジタル化を支援することを目的とし、印刷機能の改善、Microsoft Excelとの互換性向上、PDFアクション機能の拡張に焦点を当てている。

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Excel 互換性と印刷機能の拡充
==DioDocs for Excel には、印刷時の給紙トレイ指定機能が追加された。これにより、請求書や振込用紙など、異なる用紙を使い分ける業務システムにおいて、システム側で用途に応じたトレイを選択することが可能になる。これは、印刷時の手作業を減らし、用紙の取り違えを防ぐことで、帳票業務の効率化に寄与するとされる。

さらに、Excel との互換性向上策として、セル内チェックボックスの追加・設定・削除、画像データのセル内配置、そしてウォーターフォールチャートのPDF出力への対応が挙げられる。セル内チェックボックスと画像配置は、それぞれセルの値として扱われ、並べ替えやフィルタリング時のズレを防ぐ。ウォーターフォールチャートの出力改善により、デザインを崩すことなくデータやグラフを扱えるようになるという。

PDF 機能強化と開発負荷軽減
==DioDocs for PDF では、「ドキュメントレベルJavaScript」への対応が実現した。これは、PDF内で共通して利用される処理をまとめて定義できる機能で、申請書の金額計算や入力チェックなどの処理を、各フィールドに個別に追加・修正する手間を省く。この機能拡張は、複雑なPDFフォームの開発・保守にかかる負荷を軽減する狙いがある。

開発支援APIライブラリ「DioDocs」の更新
メシウス株式会社(旧社名:グレープシティ株式会社)は、帳票業務や文書処理のデジタル化を支援する開発支援APIライブラリ「DioDocs」の新バージョン「V9J SP1」を2026年7月15日(水)に提供開始する。
DioDocs V9J SP1 の主な変更点
DioDocs for Excel:
プリンタ給紙トレイ選択: 印刷時に、Excelダイアログと同様の名称で給紙トレイを選択可能に。
セル内チェックボックス: Excel同様にセル内にチェックボックスを配置・設定し、PDFや画像出力にも対応。チェック状態はセルの値(true/false/null)と連携し、並べ替えやフィルタリングも可能。
セル内画像配置: 画像をセルデータとして直接挿入。フィルタリングやソート時にも画像がセルと同期し、ズレを防止。
ウォーターフォールチャート出力: PDF、画像、HTMLファイルへのウォーターフォールチャート出力が正常に行えるように改善。
DioDocs for PDF:
ドキュメントレベルJavaScript: PDFドキュメント内で再利用可能な共通JavaScript関数を追加。これにより、フィールドごとの処理実装・保守の手間を削減。
製品概要と価格
DioDocs は、Microsoft Excel や Adobe Acrobat といった外部ソフトウェアに依存しない、軽量かつ高速なAPIライブラリであり、C# および VB.NET から利用可能。
| 製品名 | 発売日 | 価格(1開発ライセンス、税込) | 価格(1SaaS商用配布ライセンス、5ドメイン、税込) |
|---|---|---|---|
| DioDocs for Excel/PDF V9J SP1 | 2026年7月15日(水) | 374,000円 | 990,000円 |
| DioDocs for Imaging V9J SP1 | 2026年7月15日(水) | 198,000円 | 990,000円 |
※ 価格は1年定額制のサブスクリプション方式。※ 1開発ライセンスは、利用者1人につき1ライセンスが必要。※ SaaS商用配布ライセンスは、1つのプライマリまたはサブドメインへのアプリケーション配布権を含む。
背景
メシウス株式会社は、旧社名グレープシティ株式会社として知られ、ソフトウェア開発支援ツールなどを提供している。今回の DioDocs V9J SP1 のリリースは、2026年3月27日にリリースされたバージョン V9J に続くアップデートであり、V9J では「DioDocs for Imaging」の追加や、DioDocs for Excel での生成AIを利用したカスタム関数、DioDocs for PDF でのファイル最適化機能が追加されていた。今回の V9J SP1 は、それらの基盤に、より実務に即した印刷設定や互換性、PDF の処理効率化といった改善を加える形となっている。